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2007年5月 1日 (火)

環境住宅その16

環境住宅その16
【開放性の回復】
家づくりの上で開口部には単に明かり取りの
ための窓を取ればよいということではなく、
家の性能上のきわめて重要な要素があるとの
視点から、間取りなど、内部空間のあり方にも
大きく関連します。
したがって開口部についての検討は、内部空間
の仕切にまで及びます。
内部空間が小部屋の集積になっていて、その
部屋がドアで区切られているような間取りでは
通風や自然換気は望むべくもありません。
広がりに富んだ間取りで部屋が孤立せず、外部
内部を問わず引き戸形式の開口部が多かった日本
の家の伝統的な造りようは、環境保全を目指す
家づくりにとって、回復すべき重要な資質なの
です。
引き戸の形式というのは、世界を見渡してみても
どこにも類例のない日本独自のものです。
湿度の多い日本の風土が生んだ建具の形式という
ことができます。
開けておくこともでき、閉めることもできるという
形式は「開放されていて、時として閉じられる」
性能をもった家にとって最もふさわしいものと
いえます。

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