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2006年2月11日 (土)

ローコストな地盤補強法 2

ローコストな地盤補強法 2

安くて耐久性も高いジオクロス工法!

「ジオクロス工法」は、ヨーロッパなどでは鉄道の線路や港湾
施設などで採用され、地盤強化に高い評価を得ている工法です。
ベタ基礎の下にジオクロスという耐久性が高い敷物を縦横に敷き
詰めることで、建物全体の荷重を分散させます。
ジオクロス工法はかなりの実績があり、信頼性も高い地盤強化法
です。
ポイントは、ジオクロスの耐久性ですが、ある調査によると、60年
たっても傷みが無いことが確認されています。

連続壁工法なら地盤沈下にも有効!

「連続壁工法」は、深さにして1~2mくらいの地盤が悪い状態の
ときにしばしば採用される工法で、地盤が悪いとされる湖畔の
土地や公共事業にも使われています。
過重負担が重い部分に「田」の字型に地盤改良を行い、その上に
基礎をのせます。
荷重を下の硬い地盤に伝えます。
形状はお椀を伏せたような形で、この連続壁に囲まれた部分は
土の移動を防ぐことができるので、地盤沈下にも効果を発揮します。
費用は60万~80万円といったところですが、効果は抜群です。

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2006年2月10日 (金)

ローコストな地盤補強法 1

ローコストな地盤補強法 1

安くてシンプルな再転圧工法!

地盤強化には前回に挙げた以外にも様々な方法があります。
中でも「再転圧工法」はもっともシンプルな工法です。
地盤表面から1m程度が軟らかくても、それ以下がある程度
硬ければ、さしたる技術を用いなくても補強が可能です。
この工法は60~90cm程度地盤を掘って、乾いた土には
水を、水分の多い土には石灰を撒きながら、30cmごとに
転圧用のローラーで地盤を締め固めます。
コストは10万円~20万円で済み、安価で効率的な地盤の
補強が出来ます。

地域の工務店で出来る転圧ハイブリッド工法!

再転圧工法同様、地域の工務店でも出来る地盤強化法に
「転圧ハイブリッド工法」があります。
60cm~90cmほど地盤を掘って土の硬さを調整する工法
で、乾燥度が高い場合は水を撒き、湿気が多ければセメントや
砂を混ぜてローラーで固めるのは、再転圧工法と一緒です。
加えてシートやメッシュ状の繊維補強材を敷きつめ、固めます。
(メッシュで土を包み込んでしまうことにより、流動化を防ぐ)
補強材1㎡当り900円~1700円程度で行えます。
施工費は、30万~50万円程です。

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2006年2月 9日 (木)

地盤調査と補強法

地盤調査と補強法

地盤の調査と補強にはしっかりとコストをかける!

大切な家の基礎となる地盤には、コストをケチっては
いけません。
きちんと調査をして、必要とあらば地盤補強を行い
ましょう。
建て替えでも、これまでに問題がなかったのは、運が
よくて大きな地震がなかっただけなのかもしれません。
念には念を入れて調査することをおすすめします。

住宅の地盤調査法!

大きな建物の地盤調査をする場合、ボーリング調査がもっ
とも適した方法です。
しかし、この調査費だと30万円以上はかかります。
一戸建ての住宅の場合ならもう少し簡単な方法で
構いません。
地盤調査の方法としては「表面探査法」
「スウェーデン式サウンディング法」があります。
表面探査法は、探知機を2ケ所の地盤に差したうえで、
発信機から地震波を地盤に流し、伝わる地震波の速度
で地盤の硬さを計測します。
地盤が硬いほど地震波が速く進むという特性を生かした
方法で、低コスト(8万円~15万円くらい)で精度の
高い調査法です。
スウェーデン式は、キリ状の器具を地面に差し、決まった
深さまで到達する時間と回転数により、地盤の強固度を
計ります。
こちらは5万円~10万円ぐらいの費用です。

適正な地盤補強!

地盤調査の結果によっては地盤補強を行う必要があります。
地盤補強はそれぞれの地盤の状況に合わせて行うものです。
補強法として「鋼管杭打ち」と「地盤改良」があります。
鋼管杭打ちは、直径10cm~15cmの鋼管を打ち込んで
補強します。
地盤改良は、セメント系の固化剤を土に混ぜ込み固めます。
表層改良と柱状改良があります。

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2006年2月 8日 (水)

構造上の安全対策 2

構造上の安全対策 2

地震の揺れに共振しない建物を!

耐震性では、建物の剛性や地盤の硬さだけではなく、
柔軟性も考える必要があります。
例えば、地盤がゆれる周期と、建物が揺れる周期が
同調していると地震が発生した際、建物が倒壊する
可能性が高くなります。
ですから単に地盤を強化すればいいというものでも
ありません。
軟らかい地盤には硬い建物がよく、逆に硬い地盤の
上にはやや柔構造の建物を建てるようにすれば共振
が起こらないので、建物の破壊を最小限に食い止める
ことが可能です。

柱には4寸角の太い木材を使用して強度をアップ!

木造住宅の柱には、通常3寸5分角の柱が使われますが
できれば4寸角の太さにすることをおすすめします。
柱にはホゾ穴などの加工が施されるので、強度を考える
と4寸角の方が安心です。
4寸角に変更しても標準的な家全体で10万円程度のアップ
で済みます。
また、通し柱は他の柱に比べてさらに太くしておきたいです。

屋根は軽いほうが安くて構造上も安定!

地震時には、瓦など屋根が重いと耐震力が削がれたり、
落下などの危険が増すことがあります。
屋根は軽いほうが構造上も安定し、コスト的にも安く
なるのです。
軽量の屋根材としては、金属板やスレートなどがあります。
ただし、長持ちする材を使わないと、長期的には修繕や
取替などで高くついてしまうので、材料選びには、慎重
でありたいものです。

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2006年2月 7日 (火)

構造上の安全対策

構造上の安全対策

建築基準法の強度では必ずしも十分ではない!

建物を建築する際は、建築基準法に従って建てることが
大前提です。
しかしながら、建築基準法に従って住宅を建てれば問題なし
とはいかないのが実情です。
建築基準法では、大地震が起きても人命が救われるという
レベルを要求しており、地震後も使用できるレベルに、とは
明記していません。
したがって、建築基準法の要件を満たしながら、地震後も
十分に生活していける強度を住宅に持たせることが肝要です。
住宅の構造強化のためにかけるコストは、長い目で見れば、
経費削減につながることを理解しましょう。

横方向の力に対しても耐久力が必要!

通常、建物は重力に耐えているわけですから、縦方向の力
には強いのです。
したがって、地震の縦揺れにはかなりの耐久力を発揮してくれ
ますが、一方、地震の横方向の力には耐久力がないのが一般的
な住宅の特徴です。
その意味でも、横方向への構造上の補強を考えなくてはなりません。

筋交い、合板で強度アップ。

木造軸組工法では、地震の力に耐えるカギは筋交いや合板です。
したがって、この部分の補強が大切になってきますが、筋交い
や合板本体だけでなく、接合部にも注意しなくてはなりません。
使用する金物や釘の強度などにも配慮しましょう。
また、構造用合板に釘を打つ際には、間隔を15cm以内にする
必要があります。

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2006年2月 6日 (月)

鉄骨造 2

鉄骨造 2

ローコスト重量鉄骨住宅!

重量鉄骨造は、軽量鉄骨造に比べて一般的には割高になりますが、坪単価
45万円程で出来るローコスト工法があります。
重量鉄骨を柱と梁に使いながら、筋交いで補強した工法がそれです。
この工法なら、設計から部材の作製、組立までを詳細につめて、経費を削減
することができます。
また、それでいて設計に自由度があり、重量鉄骨を採用していますから錆に
対しても安心です。
さらに構造体の強度などはかなりのレベルにありますから、屋上の緑化など
有効利用ができます。
内装や外装などは木造と一緒ですから、建て主の希望もかなり自在に取り
入れることができます。

鉄骨造のチェックポイント!

● 鉄骨部材の溶接に注意。

● 大きな力が加わる箇所は、溶接部材を一体化できる「すみ肉溶接」にする。
  溶接部をボルトなどできちんと固定することも大事。

● 柱と梁、梁と梁、筋交いの取付部材もしっかり固定する。

● 鉄骨造や鉄筋コンクリート造は、専門家でないとチェックできないので
  多少費用はかかっても診てもらうようにする。

● 専門家に依頼する場合は、公的機関に相談すると良い。
  (近くの建築士会、設計事務所協会、住宅検査保証協会など)

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2006年2月 5日 (日)

鉄骨造 1

鉄骨造 1

広い空間が取れて強度的にも安心!

鉄の原材料は、炭素の含有量の少ない順に、軟鉄、鋼鉄、鋳鉄に区分
されます。
建物に使用されるのが、鋼鉄です。
そしてこの鋼鉄を建物の部材としてつくる構造を「鉄骨造」といいます。
鉄骨造の住宅コストは、木造住宅と鉄筋コンクリートの中間で、坪単価
は約55万円~80万円といったところですね。
鉄骨造は、軽量で強い構造体を作ることができます。
鉄筋コンクリート造に比べ、小さな基礎に出来る分、コスト削減が可能です。
さらに軽くて強度があり、梁を長く取れるので、広い空間が欲しいという
人には、魅力ある工法といえるでしょう。
実際、高層建築や体育館など大きな建物にも採用されています。
昭和62年に施行された建築基準法の改正で、木造住宅でも3階建ての家を
建築することができるようになりました。
しかし、3階建て住宅を考えた場合、コスト面では鉄骨造の方が有利な場合
もあります。
ただ、軽量鉄骨を使用した場合、錆びが問題となるので、そうした面への
対処は必要です。
鉄骨造では、太い鉄骨の柱や梁で構成された構造を「重量鉄骨造」といい、
主に大規模建築に用いられています。
これに対して、厚さ3~5㎜程度の薄い鋼材を用いるのが「軽量鉄骨造」で
一般住宅に適しています。
耐久性でいえば、重量鉄骨に軍配が上がりますが、コストは高くなります。
鉄骨造には、鉄筋や鉄骨の筋交いを入れて柱や梁を固定する。
「ブレース工法」と柱と梁だけの「ラーメン工法」があります。
コスト面を考えればブレース工法の方が、筋交いがある分、柱と梁を小さく
できるので安くつくれます。
ただし、筋交いを入れなければならないので、開口部を大きく取れないなどの
構造に制限が加えられてしまいます。
一方のラーメン構造は、構造的なコストは相対的に高くなってしまいますが、
間仕切りや空間の自由度で、コスト面をカバー出来る利点があります。

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